眠くなると

 

 春の朝句を考へて眠くなり

朝読む本、車中読む本、
夕飯後読む本を決めていますが、
夕飯後は、
一日の疲れも手伝ってか非常に眠くなります。
いつの間にかうとうとし、
同じ行を二度三度と読むことなどあたりまえ、
眠ってなるものかと眼をカッと開け、
歯噛みをし四度目の同じ行を上から読み始めると、
とんでもないイメージがパッと頭に浮かぶことがあります。
どんなのかといえば、
いきなり自分が樹の上で寝ているとか。
風が吹いてきて気持ちいいなあ。
お。向こうのお山から煙が出ているぞ。
かと思えば、
歯医者で奥歯を抜いてもらっていて、
抜いた瞬間にポコッと下からタケノコのように歯が生え、
医者が慌ててそれを抜くとまた生えてきて、
抜くと生え、抜くと生え、抜くと生え、
ルフトハンザ、
きりが無く生えてくるとか、
たとえばそんなシーン。
それはそれで面白いのですが、
そんなことまでして読み続ける必要があるのかと自問し、
無いと自答し床に就く今日この頃です。

写真は、まるちゃん提供。

 春うらら新聞広げ昼寝かな

110419_1448~00020001