ヨコハマ経済新聞
石投げし葉山二月をバリの風
新聞各社は、紙に文字が印刷された
従来型の新聞とあわせ、特定の記事を
インターネット上でも見られるようにしていますが、
このごろは、
インターネット上だけで見られる新聞というものが
増えています。
「シブヤ経済新聞」から始まったネット上の経済新聞が
いまでは六十個ほどになっているようです。
「ヨコハマ経済新聞」は歴史から言っても
その代表格のひとつ。
それぞれの地域に住む人たちが、
自分の周りで起きている
旬の出来事を記事にしています。
自分たちの町のことですから、
おのずと愛情がこもるのでしょうか。
その「ヨコハマ経済新聞」に
春風社が取り上げられました。コレです。
京都出身で現在は横浜在住のライター森王子様
(玉子でなく王子)が
何度も取材に訪れ、写真を撮り、
厚い記事にしてくださいました。
森王子(玉子でなく王子)様、
ヨコハマ経済新聞の杉浦編集長始めスタッフの皆様、
ありがとうございました。
車輪来て天のため息水温む
森王子(玉子でなく)さんの記事、読ませて頂きました。
「紙の本」とネット社会における「電子媒体の本」の棲み分けの本質をとらえた素晴らしい記事ですね。
「差別化」という乾いた表現では表せない「春風社のこだわり(こころ)」が伝わってきました。
藤田正和 さま
コメントありがとうございます。
キンドルなどの電子ブックに「反」を唱えるのではなく、
(零細企業なので、唱えようが唱えまいが関係ないとは思いますが)
それぞれの持ち味をいかせればと考えています。
今後、電子ブックへの移行を視野に入れておく必要も出てくるでしょう。
そういう時が来ても、
やはり紙の本にこだわっていきたいと思います。
こんにちは、森王子です。
記事の感想いただき、ありがとうございました。感動です。
王子(玉子でなく)なんて名乗っていますが、もの書き業なんて、吹けば飛びそうな自信でなんとかやってます。ほんと励みになります。
春風社の本づくりは、これからもどんどん注目されていくと思います。長い間の真っ当な本作りで培われた、まるで歴史のあるワイナリーのような重厚感が、ちょっとやそっとでは傾かない、上質なものづくりにありありと感じられます。
そういうところが、僕は好きです。
哲学者・ルネ=デカルトがかの有名な『方法序説』で「たとえゆっくりでも、道を外れず真っ直ぐに歩く者は、走って大きく逸れてしまう者よりも、遥かに遠くに行くことができる」と言っていました。
当たり前だからこそ、美しい。何事も、道として極めるときって、そういうものですね。