余白の必要

 

・名を知りていよよゆかしき著莪の花

『鎌倉アカデミア 青の時代』
を観、
余白が生きている映画だなあ
と感じてから、
ポカンとした余白を余白の時間に考えています。
ポカンの穴から向こう側が見え。
田中小実昌のポロポロを連想したり。
余白って、
べつに余っているわけでもなく。
無限の可能性を秘めてポカンだよ。
ポカンポカン…。
好きな小説『大菩薩峠』に、
デンブデンブとなにか浮かんでいるなと思って
近づいてみたら、
なんとそれは女の臀部で。
はは。
ダジャレかよ。
このブログはわたしにとって、
たいせつな余白の時間かもしれず。

・抜き足で池に近づく夏の鷺  野衾