コナン映画

 

・とくべつのこともなき日の朝寝かな

一年に一度のお楽しみコナン映画、
ことしのタイトルは、
『から紅の恋歌(ラブレター)』
ちっちゃいころから知っている近所のりなちゃんが
大のつくコナンファンで、
毎年この時期に公開される新作に合わせ、
いっしょに映画を観、
それから馬車道にある勝烈庵で食事をする
のが恒例になっています。
りなちゃんは今年から高校生、
友だちもいるのに、
初めに見に行くのはみうらちゃん(=わたし)
と決めているようで、
まことにありがたく泣けてくる。
ウッウッ。
映画そのものより、
身を乗り出して映画をこころから楽しんでいる
りなちゃんを隣に感じるのがうれしく、
ありがたいことよ、
と、
そう思いつつ観ているうちに、
だんだんと
映画にのめりこみ、
ドキドキしたり、
目頭を熱くするのもいつもながら…。
映画が終われば勝烈庵。
盛り合わせ定食が定番なり。
ごはんをお代わりするりなちゃんを見、
たくましくなったなあと、
目を細めるわたしは、
さしずめ孫を愛する爺か。
とにもかくにも、
うれしくありがたい一日でした。
また来年のお楽しみ。

・朝寝して気がかりありてまた朝寝  野衾

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三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

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三浦衛の本


『カメレオン』
 三人ときどき声にならぬ声を洩らし/とろけ とろけ 唾までとばし/クヂるとナメるとネヂるとチョす…(「鳶」) 自在に色を変え、不意に突き刺さる、軽妙なことばの戯れ。秋田方言満載の詩集。本文は金属活字による活版印刷。


『マハーヴァギナまたは巫山の夢』
 三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書。


『父のふるさと』
 父の目に映じた故郷の風土、ひと、くらし、農事を、愛惜をこめ描きだす。本文は金属活字による活版印刷。「身と蓋函」に納める。


『出版は風まかせ』
 横浜の出版社「春風社」社長が本づくりと会社経営にまつわるエピソードを豊富におりまぜ、創業から10年を振り返る。