鶯も

 

・節くれの父の指先春日かな

畏友渡辺くんの俳句に、

・鶯も練習すれば上手くなる

というのがありまして、
そうかなあ? 鶯が練習するかなあ?
と訝しく思っていましたが、
鶯本人が練習という意識があるかどうかはさて措き、
鳴き始めは確かにおぼつきません。
ここ保土ヶ谷御殿山では、
先週末より鶯が鳴き始めました。
なんとも頼りなげ。
ホ、ホ、ホケ、キョキョ。
これからだんだん稽古を重ね、
美智也の高音に引けを取らぬような
いい声で鳴くことでしょう。

・父歌ひ母が和するや春うらら  野衾

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三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

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三浦衛の本


『カメレオン』
 三人ときどき声にならぬ声を洩らし/とろけ とろけ 唾までとばし/クヂるとナメるとネヂるとチョす…(「鳶」) 自在に色を変え、不意に突き刺さる、軽妙なことばの戯れ。秋田方言満載の詩集。本文は金属活字による活版印刷。


『マハーヴァギナまたは巫山の夢』
 三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書。


『父のふるさと』
 父の目に映じた故郷の風土、ひと、くらし、農事を、愛惜をこめ描きだす。本文は金属活字による活版印刷。「身と蓋函」に納める。


『出版は風まかせ』
 横浜の出版社「春風社」社長が本づくりと会社経営にまつわるエピソードを豊富におりまぜ、創業から10年を振り返る。