2017/02/09 花一輪 ・草臥れて路傍の梅に目をやりぬ 家人が桃の枝を買ってきまして、 壺に入れ 室内に置いておいたところ、 次々に開花し始めました。 ここは春かとまちがえたか。 まちがえて結構。 なんとそのつぶらなこと。 季節季節の花を見るのはたのしく。 秋田の実家の台所には、 シンクの上、 窓の下に シクラメンほかいくつかの鉢が置かれてあり、 台所に立つ母を日々慰めているよう。 弟がその都度買ってきます。 ・梅咲いて天下の春を告げにけり 野衾 Share