書き文字

 

・世迷いを直に劈く冬の月

コンプレックスというほどではありませんが、
字が下手、
どう足掻いても。
個性的といえば、
いえなくもないのでしょうけれど、
そんなこと言ったら、
あらゆることが
個性的で済ませられますから、
わたしとしては、
個性的でなくてもいいから、
ふつうにきれいな字を書きたい。
だからと言って、
ペン習字を習うのは、
今更の感無きにしも非ずで。
とこう思いながら賀状を書いていて、
不細工な字でも、
それなりに落ち着いてきたかな
と思えるころには枚数が尽き。
毎年そんな感じ。
さて弊社は、
明日より2017年1月9日まで休業いたします。
よろしくお願いいたします。
今年一年、
どうもありがとうございました。
来年も引きつづきご愛顧を賜りたく。
皆さま、
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

・数え日の空に烏が一羽二羽  野衾