歌は声

 

・まなうらの故郷全山雪の中

昨日のことです。
(と断らなくても、
ここに書くことはだいたい昨日のことですが…)
夕刻、
ボリュームを下げ
ルーサー・ヴァンドロスを流していましたら、
声の良さについ
聞きほれてしまいました。
じつになめらかな声で、
ほれてしまいます。
意味が分かって聴く歌しかり、
意味も分からず聴く外国の歌だって、
まずは声に触れる体験です。
歌詞が好きで
若いときから聴いてきた小椋佳の歌も、
考えてみれば、
やっぱり声だなあ。
あの太く、深い、
ゆるい低音の味わい。

・坂のうへ風に揉まるる落ち葉かな  野衾