2016/10/192016/10/19 空の劇場 ・十六夜の月の白さの在りどころ 春夏秋冬、 いつでも月は見られますが、 気温、空気の具合もあってか、 いまの時期の月はすさまじいものがありまして。 この日曜日は満月。 ちょうど国立劇場に 長唄を聴きに行っていた その帰り、 タクシー乗り場の列に並んで観た月は、 まさに空の劇場。 宣長も、 こんな月みてあはれ と言ったかも と。 翌夜は十六夜。 色もぬけ。 白く煌々と輝きわたります。 ・遮断機の音に和するか虫すだく 野衾 Share