言葉を忘る

 

・気もそぞろ待ち遠しきは夏休み

サンドイッチなら、
上下のパンに当たるこの欄の俳句でありますが、
ときどき、
たしかこんなようなイメージの季語
あったよなあ、
なんだったけなあ、
と思い出せずイラつくことも。
夏の日に、
涼を求めて、
風通しのいい軒先なんかに居ることを、
なんとかっていったなあ。
団扇なんか持って端に居ること。
端っこに居ること。
端居か。

・生きものの到来を待つ端居かな  野衾