香りの値

 

・夕来りまずとりあえずビール干す

会社では毎日幾種類かのお香を焚いており、
考えようによっては、
おカネを燃やしているようなものですが、
香りは、
いわば精神の食べ物ですから、
ある程度の支出は仕方がありません。
白檀はオーソドックスですが、
晴雨に関係なく、
のびのび落ち着いた気分に浸れます。
沈香、
伽羅となると、
ちょっと深い感じ。
その分、
いいものになると少々高め。
小町の長雨をながめるこの季節、
お香をくゆらしボーとしているだけで脱力できます。

・北辰の赤魚炙るこれで良し  野衾