電子辞書様々

 

・報外れ空見上げたり梅雨晴間

最初は日に三度、
ご飯の回数ぐらいの使用頻度でしたが、
この頃は十度、二十度、
多い日も安心
三十度。
幸田露伴のものを読んでいると、
読めない漢字がつぎつぎでてきてイラッとします。
それを、
ふつうの漢和辞典で調べるとなったら
さあタイヘン!
読めないってことは、
部首索引か総画索引で調べるしかありませんが、
総画索引は最後の最後、
時間がかかりすぎます。
部首索引にしたって
数秒でというわけにはいきません。
そこで登場するのが電子辞書。
ディスプレイ上の四角い枠の中に
読めない漢字を
手で書いて直接入力。
書くための耳かきみたいな細い棒状のもの
(タッチスティックとでもいうのかな?
説明書どっかいったからわかりません)も付属していますが、
そんなのとてもじゃないが
まだるっこくてやってられない。
なので、
指の爪でひょろひょろと。
楷書でなく落書き風でも、
結構ちゃんと認識してくれます。
にしても、
明治の文豪恐るべし!

・兄は黒弟青の傘で行く  野衾