児童文学

 

・友を待つ朝の料理の愉しさや

仕事柄もあり
けっこう本を読んできましたが、
未踏のジャンルがありまして、
それは児童文学。
子どものころ、
里地里山で遊ぶことのほうが忙しく、
とても本など読んでいる暇はなく、
とくに興味もありませんでした。
エンデやトールキンを読んだのは、
学校を出てから。
近所のひかりちゃんが
読んで面白かったというので
『メアリー・ポピンズ』のシリーズに嵌まったのは、
つい数年前のこと。
こういうものを
子どものころに読んでいたら
とも思うのですが、
別に後悔しているわけではありません。
これからの楽しみとして
少しずつ登っていこうかなと。
それで、
登頂したころには
すっかり爺さんになっているというのも
悪くないか、
なんて思いながら
次は何にしようか考えています。

・友のかほ浮かべて朝の台所  野衾