仕事も雑念?
夢覚めてまた夢のなか昼寝かな
朝晩の気功を初めて550日が過ぎました。早いものです。
朱剛先生の教えにならい、朝はストレッチ風に動きを少し大きくし、筋、筋肉、内臓に刺激を与えます。夜は、動きを小さめにし、意識が筋や筋肉に向かわぬように、むしろ気のめぐり、背骨の観想に集中します。
しかし、なかなか言葉で言うほど簡単ではありません。
いろいろなことが頭をかけめぐります。
あのヤロウへの憎しみや、あんなことしなければよかったの後悔、太腿への枯れぬ欲望、あれ食べたいこれ食べたいの増殖する食欲ばかりではありません。
そういうことなら、すぐに気付いて、まずいまずい、雑念邪念を取り払わねば…となりますが、例えば、仕事上での思いもよらぬアイディアなんかが、ふと脳裏をよぎることもあります。
気功における体の動きが自然になった分、自転車に乗りながら考え事ができるような具合で、体は体、頭は頭になっています。しかし、これもどうも落とし穴のようで、瞑想とは違うようです。
ゆとりあるこころを養うということは、単純なようで、なかなか奥が深く、難しい。