コタツマスク

 昨年末、風邪を引き、治ったかなと思うとまだなんとなくぐずぐずするので、このところマスクをするようになった。歯医者に行ったら歯科衛生士に、「マスクが標準装備なんですね」とからかわれたり。
 さて、そのマスク、実際に装着してみると、これというものがなかなか無い。耳にかける紐がすぐに伸びてしまい、マスクの役を果たさないものあり、眼鏡がすぐに曇って、曇らないようにするためにはどうしても鼻からずり下げなければならず、何のためにマスクをしているのか分からないものあり。
 ところが、先日、これはというものにとうとう出合った。白元から発売されている「快適ガードプロ プリーツタイプ」使いきり5枚入り450円(ぐらいだったと思う)。眼鏡は曇らないし、紐がビロ〜ンとだらしなく伸びることもない。それに、鼻のところにクッションが着いているので、装着したとき口の周りが自由で気持ちいい。着けているのを忘れるぐらい。ちょうどコタツに入れた足を自由に伸び伸びさせているような感じなのだ。コタツマスクと呼びたい所以。