デ・ニーロ70%

 明日の出版記念パーティーの打ち合わせでイタリア文化会館へ。カミーノ、ミラーノ、ロマーノ、ボンジョールノみたいな言葉が飛び交い、意味はわからないが、おお、本場のイタリア語かぁと妙に感心。通訳してもらいながら話し合いが進む。と、そこに会館の人が部屋に入ってきた。彼の顔に釘づけ。少々太り気味には違いないが、なんと、あのハリウッドの名俳優ロバート・デ・ニーロに、そっくりとは言わないまでも、いとこだと言われればそうかと信じるぐらいには似ている。話し合いはそこそこに、デ・ニーロにほぼ近い彼の顔をまじまじと見ていた。彼、変に思ったかもしれない。そこでわたしは考えた。ロバート・デ・ニーロはやはりイタリア系であったかと。個性派俳優のデ・ニーロだが、顔について言えば、本国イタリアでは割りとオーソドックスな顔なのかもしれない。