漸増

 昨日、税理士の先生がいらっしゃり、小社第六期の数字がおおよそ見えてきた。適正在庫ということを意識し、極力在庫を減らしたことの結果が如実に分かる。また、第五期にくらべ売上漸増がほぼ的中。漸増漸増がいいのだ。激増などした日には手に余る。はっきり言って困る、負け惜しみでなく。身の丈に合わせ、変化の過程を良く飲みこみながら対応していくところに喜びがあるのではないか、なんて。
 委託している倉庫・流通業者から書店注文のFAXが毎日入るのだが、それが半年、三ヶ月前に比べ倍近くに増えている。書店注文が増えたことの意味の一つに、小社に対する世間の認知度ということがあげられようが、ありがたいことだ。数年前に出した本が少しずつでも今も売れているということを見るのは愉快だし嬉しい。