ただ生きている
保土ヶ谷でよく行く小料理千成の大将かっちゃんから聞いた話。
イカはとにかく揺れに弱い。今は移動用として筒状の水槽が開発され、市場にも生きたイカが、あることはある。値が張るということもあるけれど、それよりも、酸素で無理やり生かされているイカと、獲れたてで七色に輝くイカとでは、同じイカでもイカが違う。だから、自分の店ではそういうイカは出さない。やはり産地で獲れたものをその場で食すのには敵わないからだ。
料亭でも、老舗なら決して店に水槽は置かぬもの。店の水槽で泳いでいる鯵や鰯を取りだし刺身にして食べさせるところもあるが、仮にその刺身を二時間放置してみなさい、ベチャッとなってとても食えたものではなくなるから。生きがいいことと、無理やり生かされているのとでは意味が違う、云々。
まだ見ぬ七色に輝くイカがますます神々しく思えてくる。
七色に輝くイカなんて、イカ好きならずともうっとりするような話ですね。
水槽に入っていると一見とれたてな気分ですが、はいっている魚の方は狭いし臭いしシンドイだろうなぁ…。
それにしても小料理千成。日本に帰ったらまず行きたい店のベスト1です。
お。コメント第1号はやはり多聞ちゃんか。ありがとう。
小料理千成、あそこはズバリ、バツイチ! いやバツグン! 何食っても美味いなー。夕方5時オープンなんだけど客が切れたためしがない。
このあいだ、海鮮チャーハンを食ったよ。エビ、ホタテは言うに及ばず、アワビ、フカヒレまで入ってんだもん、驚いた。
帰ってきたら、一緒に行こう。かっちゃんに頼んで昆布焼酎も入れてもらったからさ。
すごい早い返信。(苦笑)
コメントだれか書かないかな〜とワクワクしている三浦さんが目に浮かびます。
> このあいだ、海鮮チャーハンを食ったよ。
なぬっ!そんなものまであるんですか。アワビ、フカヒレ入りなんて、反則じゃないですか。海外生活の身には堪えます…。
三浦さま、ブログ化、今か今かと楽しみにお待ちしておりやした。
かっちょいい!!
そうそう、春風社の「現代日本語モンゴル語辞典」、ウランバートルでも大人気!おそらく違法コピーだと思うけれど。
例文が素敵なので、使える、使えないっつうよりも、「日本語の面白さ、奥深さ」を伝える絶好の教科書として、私は活用させていただいてます。
そうそう、ウランバートルでも何軒か、イカ料理食べられる日本料理屋さんとか韓国料理屋さんがあるんですよ。アワビとかも。
私はイカは父が釣ってきた吸盤が喉に吸い付いて、こっちが死に損なうっつーくらいのピチピチしか食べたことがないので、注文してないけれど。
こっちの食事事情も随分変わりました!