一石二鳥

 

 十一時待ち人来り顔を上ぐ

わたしの教師時代の先輩であり、
釈譜詳節』の訳者である河瀬幸夫先生来社。
下巻の訳稿をお持ちくださいました。
刊行順がやや変則的になりますが、
上巻につづいて下巻、
最後に中巻を刊行します。
十五世紀にハングルで書かれた韓国仏教の古典であり、
文学としても傑作とされる『釈譜詳節』ですが、
仕事として春風社から刊行できることはもちろん、
担当編集者としてのこの本への関わりは、
俗世の騒音をしばし忘れられる趣きがあり、
ありがたいことです。
時間をかけて校閲をしていると、
背筋がピンと伸びてくる気さえします。
昼は、先生と一緒に清泉さんへ。
すっかりご馳走になりました。

 先輩と鰻を食す佳き日かな

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三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

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