3枚刃vs.4枚刃
秋田生まれで餅肌のわたし(アハハハハ…)は、髭を剃ることにかけて、かなりのこだわりがある。
シェーバーは、日本製のものから外国のものまでいろいろ試した結果、やはりブラウンが良かった。最近テレビのコマーシャルをとんと見なくなったが、街角でサラリーマンを捕まえてはジーッとやってもらって、トントン、はい、剃れましたねえ、というアレだ。
が、ブラウンも含めシェーバー全般がわたしの肌に合わぬらしく、最近はもっぱらGilletteの3枚刃の剃刀を使っている。もう何年も。
ところが、またまた最近、とは言っても去年だと思うが、他社から4枚刃の剃刀が出た。単純なわたしは、3枚刃よりは4枚刃だろうと単純に考え、さっそく買って試してみた。ら、ことはそれほど単純ではなかった。
というのは、あくまでもわたしの個人的体験によればということだが、3枚刃にくらべ4枚刃のほうが、どうしても刃が並んでいる場所の面積が広くなる。3枚刃が5ミリあるとすれば、4枚刃はそれよりもちょっと広い。そのちょっとが実際問題おおきな違いとなって現れる。
鼻の下でも顎のところでも割にフラットな箇所は、さすが4枚刃のほうが威力を発揮する。ところが、顔というのはご存知のようにフラットではない。デコボコしている。鼻と鼻の下の境界のところを剃る時において4枚刃は難渋する。ちょうど区画整理されていない不定形の田んぼに最新式のコンバインを入れるようなものだ。牛刀を以て鶏を割くたぐいかも知れぬ。
数が多けりゃいいという、そんな単純なことではどうもない。
私は女なのでひげ剃りの具合についてはよく分からないのですが、「ちょうど区画整理されてない不定形の田んぼに最新式のコンバインを入れるようなもの」という例えにグッときました(爆)!
我が家の周りの田んぼにももうすぐレンゲの花が咲き始めます。
>りかさん
そうですか。レンゲの花が咲きますか。一面に咲くレンゲを見ると、こころが洗われるような気になります。
それから、不定形の田んぼは、バインダーが小回り利いて良かったっすね。おらもむかし手伝っただ。うん!
うちの旦那さまは(タッキーではありません・・・)髭が濃いため電気カミソリは使えず、3枚刃です。もちろんGilletteの3枚刃です。もう何年も。
替え刃を買いに行くのは妻の私。
まだ4枚刃は買ってませんが、そうか、そうなんだぁ。今度使い心地を試させようかと思います。
>わにさん
替え刃をね。Gilletteの3枚刃がいいと思いますよ。
4枚刃を実際に使うまでは、数が多ければそれだけ深剃りが利くかと思ってました。10枚刃ぐらいになると革命的にすごくなるのではと期待もふくらみましたが、仮に10枚刃だったら鼻の下は絶対に剃れなくなるでしょう。つまり、刃の数が増せば増すほど、刃先の面積が広がって、剃刀は剃刀というより何か鍬みたいな感じになってしまいますから。鍬の刃で髭を剃る図を想像してみてください。
やはり3枚刃ぐらいが適当だと思います。