御政道

 

深刻さを増す地球温暖化に対処するため
9月に米ニューヨークの国連本部で開かれた「気候行動サミット」で、
日本政府が安倍晋三首相の演説を要望したが
国連側から断られていたことが28日、分かった。
二酸化炭素(CO2)の排出が特に多い石炭火力発電の推進方針が支障になったという。
主催したグテレス国連事務総長は開催に先立ち
「美しい演説ではなく具体的な計画」を用意するよう求めていた。

 

上の引用は、
先月29日付秋田魁新報第一面のトップ記事です。
グテレス国連事務総長の要望の文言は、
日本政府及び安倍晋三首相への痛烈な皮肉ともとれる。
にもかかわらず、
それに応えるものを用意できなかったということなのだろう。
寅さんの
「お天道様は見ているぜえ」を思い出す。

 

・ぽつかりと月下座頭の撞木杖  野衾