活学

 

新井奥邃の命日にあたる六月十六日、
新井奥邃先生記念会が下北沢の北沢タウンホールでありました。
参加者は十五名。
奥邃に直接ゆかりのある方がいなくなったこともあり、
周辺知識よりもまず
奥邃の文章を読んでみることが大事ではないか
と提案した手前、
ここ四回ばかり、
奥邃の文章からわたしがいくつか選び、
レジュメをつくって音読し、
感想とコメントを加えるようにしてきました。
きのうは「学」「活学」にふれた文章を取り上げました。
死んで終わりではない活学が読む者に希望を与えてくれます。

 

・蛇跨ぐ鎌首くるり刹那かな  野衾