金足農業・渡辺校長

 

ヤフーニュースに出ていた日刊スポーツの記事に
泣かされました。
高校卒業後プロ入り志望を明らかにした吉田輝星が
親をふくめ将来について話し合った折のこと。
*立ち会った渡辺勉校長(55)によると、
吉田は控えめに「プロで力を試したい」と切り出した。
対して父正樹さん(43)からは引退後を考え、進学を勧めるような話もあったという。
渡辺校長は「吉田が申し訳なさそうにしていたのが気になった」
と言い、
「気持ちが固まっているなら、自分が大学側に謝ってお願いするから」
と背中を押したという。*
上の文の5行目*から11行目*まで、
記事そのままです。
「申し訳なさそうにしていた」吉田の気持ちが想像できます。
また渡辺校長の発言から
教育者の自負と責任を感じました。
なにも大げさなことでなく、
ひとの話を聞くときも
自分の土俵でなく
相手の話に没入して耳を傾けることは
簡単なようで簡単でない。
いまさらですが、
深い愛情がなければできないと思うからです。
そういう教育者が秋田にいる
ことを誇らしく思います。

 

・英連邦墓地の裏手の穴まどひ  野衾