金農旋風

 

第100回全国高等学校野球選手権記念大会もいよいよ大詰め。
わたしのふるさとからは
秋田県立金足農業高等学校が出場、
剛腕吉田とチーム一丸のバッティングが功を奏し、
ベスト4に進出し、
きょうが準決勝。
金足農業の金足は「かなあし」と読み、
したがいまして、
金足農業は「かなあしのうぎょう」
ですが、
地元では「かなのう」と呼ぶことも多い。
「きんのう」ではありません。
ふつうの県立高校で
しかも農業を勉強する学校とあって注目されているようです。
九回裏の攻撃で、
劇的なツーランスクイズにより
近江高校にサヨナラ勝ちした一昨日、
秋田の父からすぐに電話がありました。
「勝った勝った勝ったー!!!」
興奮冷めやらぬ様子。
それもそのはず。
父も金農の卒業生。
父は昭和六年の生まれですが、
中学卒業後、
金農の一年間だけのコースに入りました。
当時そういうクラスがあったようです。
短い期間でも母校は母校。
分かる気がします。
さて本日の試合、どうなるか。

 

・置いてけぼり涙ひとつぶ浜日傘  野衾