自宅が小高い山の上にありまして、
そのせいで、
空がよく見えます。
ふりかえれば、
このごろこのブログに空の写真を載せることが多くなりました。
早朝やうやう明けそめる空に目がいけば、
キーボードを打つ手がとまり、
しばし見とれてしまいます。
刻々変化する空を見ていることが多くなりました。
雲は濃く、薄く。
はやく流れたり、とどまったり。
だんだん形を成し
やがてフェニックス、熊、虎、狐…。
どうぶつばかりではありません。
溶けてはまた流れ。
意味がいっしゅん現れまた隠れる
ようでもあり、
見ていて飽きません。
おカネはかからない。

 

・端居して灸の煙のかほりかな  野衾