将門観劇
昼過ぎから体が火照って、風邪だ! と思ったので、とりあえずデカビタCを2本飲む。
家に帰って休むべきだったかもしれないが、文化村シアターコクーンで演っている「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」をたがおと観に行った。清水邦夫原作、蜷川幸雄演出。
蜷川さんらしく大スペクタクルな演出で綺麗かつ仕掛けたっぷり。中嶋朋子と木村佳乃は色っぽい。将門役の堤真一は、「狂おし」くない。コミカルな馬鹿の振りをしているだけで、「狂」とは違う。狂っている人というのはこういう感じでしょ、というのを演じているように見え、外からの見え方など気にせず充実した「狂」を生きている風ではない。韓国映画「風の丘を越えて」の音楽とパンソリは○。
3時間近くの芝居を観終わり、腹が減ったので、前にカメラマン橋本照嵩に連れていってもらった回転寿司屋で数個摘まみ、腹を満たしてから帰った。
いつも楽しく(というのは嘘で、難しい話題では勉強として)見させて頂いているのに、なかなか自分のレベルではコメントできない日々でした。
今日もまた・・・という思いで読ませていただいたのですが、ちょっと血迷って(?)反応したくなりました。
昔、別れ道(原題はOne potato two potato
だったと思います)という映画を見て、主役の白痴の女の人について、「どうしてこんな白痴の人が映画に出られたのだろう」と真剣に疑問に思ったことがありました。まさか女優さんが演技をしているとは想像もできなかったのでした。若かりし頃の無知さ故ではありますが、上手い演技をしてくれると本気で悪役の俳優が嫌いになったりします。
本当なら今頃、三浦さんが堤真一は気味悪いヤツだなあと思っていないといけないのですよね。
だって、実際の木村佳乃さんが色っぽいとはあまり思えないんですけど・・・(木村さん、ごめんなさい)。
え。アンさん、木村さんをご存知なのですか。羨ましい。
「色っぽい」と申したのは、脚がね、艶かしく見えるんだもの。あれ、反則技じゃないかな。木村さんは黒いストッキングだし、中嶋さんは生だし。そいで急に点数甘くなっちゃう。
修行が足りんのです。
木村さんをご存じって・・・。テレビの中の木村さんです。すみません・・・(汗)
でも、修行が足りない三浦さん、いいですっ。