ビリー・ジョエル

 

桑田佳祐が作詞・作曲した「私はピアノ」
のなかに、
「辛いけど涙見せない 雨の降る夜にはビリー・ジョエル」
という歌詞がでてきます。
ビリー・ジョエル。
名前を唇に上らせるだけで、
なつかしい!!
なんともアメリカやなぁと。
理屈抜きにアメリカを感じさせてくれるミュージシャンがいますが、
ビリー・ジョエルなどはその筆頭
かもしれません。
「ピアノ・マン」
「ニューヨークの想い」
「ストレンジャー」
「素顔のままで」
「マイ・ライフ」
「オネスティ」
「ニューヨーク52番街」
思いつくまま彼のヒット曲を並べるだけで、
涙ちょちょ切れ(古!
若いひとは知らないだろうけど、
むかしそういう言い方があったのよ)
仲良しのりなちゃんが
このごろビリー・ジョエルに
嵌っていて
先日遊びに来てくれたとき、
コーヒーを飲みながら
ビリー・ジョエルの歌声に耳を傾けたのでした。
……
二十数年前、
前の会社にいたころ、
社長とふたりで
アメリカを訪れたことがありますが、
ニューヨークにも立ち寄り
数日宿泊、
摩天楼というのはこういうビル群を指すのだなぁ
と、
すっかりお上りさんぶりを発揮。
その社長、
すでにこの世にいません。
「ストレンジャー」の口笛が思い出され、
ニューヨークが後を引きます。

 

・染め色の青に小暗き梅雨晴れ間  野衾