見よう見まね

 

・見晴るかす雲より白し春の風

 

このブログの文章を挟むように、
上下に一句ずつ
だれに教わったわけでもなく、
見よう見まねで俳句らしきものを載せるようになってから、
数え年的にカウントすると早十二年目。
その始まりの文章はこうでした。

「*パナマ帽夕立ばちばち破れ笠

イシバシと久我山幼稚園へ。
由緒ある幼稚園で、園児に茶道などを通して
日本文化の粋をわかりやすく伝えている。
抹茶をご馳走になり、畳のいいにおいを満喫。
園のすぐ傍の公園はもと松平の土地だったらしい。
外へ出ると、予報どおりの雨が降っていた。
耳元で鳴る雨音を聞きながら歩いていると、
どこかへタイムスリップし素浪人にでもなった気がした。」
2007年7月27日の記事です。
今ならば「夕立」を「夕立(ゆだち)」と
読みを限定していたと思います。
この日は一句でしたが、
履歴を見ると、
すぐに何句も載せていました。
下手な俳句も数撃ちゃ…の気分だったのでしょう。

 

・春立つや光と影のグラデーション  野衾