洗車雨

 

・キンキンと後頭に来るかき氷

 

先日鎌倉で行われた句会に投句された俳句に、
洗車雨なる単語が登場。
国語辞書、歳時記にも出てきませんが、
七月六日に降る雨を「洗車雨」
せんしゃう、
と呼ぶのだそうです。
なぜならば、
一年に一度の逢瀬を恃む彦星が、
織姫に会うために乗っていく牛車を前日に洗い、
それが雨となって天上から降ってくる、
そういう意味合いだそう。
知らなかったー!!
歳時記に乗っていなくても、
七月六日限定ですから、
これは夏(歳時記的には秋)に決まっています。

 

・かき氷さじ舐めあとは眠るだけ  野衾