キャンセルのわけ
先週水曜日、朝早く、鍼灸院に電話がかかってきました。
「はい。A鍼灸院です」
「○○です。おはようございます。あのー」
「はい。どうしましたか?」
「きょうの予約のことなんですけど、キャンセルしたいと思いまして」
「はい。いいですよ」
「すみません。WBCの決勝戦を観なければいけませんので…」
「あはははは。そうですよね。分かりました。わたしの分も応援して下さい」
「はい。そうします。ありがとうございます」
さすが、先生。
話が分かる。
いままでほとんど野球を観なかった○○さんですが、
WBCがきっかけとなって、
すっかり野球ファンになりました。
こういうひと、多いだろうなぁ。
・しめやかに花を散らさぬ小糠雨 野衾