巨大ばんぺいゆ

 

仲良くしているご近所さんから、ばんぺいゆをいただきました。
漢字で書くと、
晩白柚。
世界最大の柑橘類だそうで、
いっしょにいただいた説明書によれば、
大正時代に、
熊本出身の植物学者島田弥市というひとが、
原産地のマレー半島から台湾へ、さらに熊本へ導入したとのこと。
黄色い色をしているので、
みかんの仲間だと分かりますが、
大きさはといえば、
すいかか、かぼちゃ、ぐらいあります。
いただいて一週間ほどたちますが、
この間、
玄関ドアを開けると、
ふっといい香りに包まれ、
森林浴ならぬ、ばんぺいゆ浴を堪能しました。
そろそろ柔らかくなってきた
ようなので、
昨晩、
カットして美味しくいただきました。
一度ではとても食べきれません。
西瓜ぐらいある柑橘類ですから、
一個一個の房がまた大きく、
果肉を房から剝がしやいのも気持ちよい。
甘すぎず、酸っぱすぎず、
ほどよいバランス。
わたしは四房でしたが、
そうとう食べた感じがしました。
皮も砂糖漬けにしたりなど楽しめるようで、
家人がいろいろやってくれています。

 

・戸を叩くだれか来らむ絵踏の夜  野衾