鳳凰のやうなる

 

今週月曜日の朝でした。パソコンに向かいブログを書いている時に、
東の空がしらしらと明けてゆき、
ひかりが射してきました。
入力の手をしばし止め、
ふと見ると、
見たことのない風景が展開しています。
その日にアップする写真として予定していたものが
すでにあったのですが、
急遽取りやめ、
朱く輝く空の写真に切り替えました。
下の写真はそのとき撮った三枚目。
自然は物を言いません
けれど、
ゆっくり羽を広げ飛翔する、鳳凰のやうなるかたちにしばらく見惚れているうちに、
中国の神話に登場する瑞兆の鳥が、
カネにまみれたこの世を見下ろしているかと思えてきました。

 

・枝豆にをのこらつどふ胡坐かな  野衾