2020/12/212020/12/21 聊斎志異 昭和三十年に修道社から刊行された『定本 聊斎志異』全6巻 のただいま二巻目。 一巻が四百数十ページ。 狐が人間の男と恋をする話、 仙人がでてくる話、 あれ、 これって中島敦の山月記に似ているぞ、 というようなことで、 一篇が短いですから味わいつつゆっくり読んでいます。 ページごとに赤い枠線があり、 本文はもちろん活版印刷。 昭和三十年というと、 わたしはまだ生まれておらず、 モノとしての本の寿命の長さを感じます。 ・ふるさとは炬燵のなかの中有かな 野衾 Share