あれから20年

 

ひょんな縁で春風社三浦さんと出会い、
『インド・まるごと多聞典』をつくり、装丁仕事をすることに。
まさかそのあとずっと本をつくりつづけるとは想像もしなかった!

 

六月十七の矢萩多聞さんのツイッター。
ほんとに。
多聞さんもそうでしょうけど、
わたしも春風社が二十年つづくとは思いませんでした。
十年はつづけたいとは願っていました。
考えてみれば不思議なご縁です。
多聞さんのお母さんがやっている店のショーウインドーに飾られた
木彫りのガネーシャに引き寄せられるようにして
店に入ったのがそもそものきっかけでした。
大きいかわいいガネーシャの像で、
いまもわが家の玄関先に置いてあります。
ガネーシャがとりむすぶ縁!
京都dddギャラリーにて「本の縁側 矢萩多聞と本づくり展」が開催されていますが、
きょうはその最終日。
多聞さんと「本づくり」についてトークを行います。
二十年をふりかえるいい機会を与えていただきました。

 

・天狗いで浮世の宵に虹を吐く  野衾