乾いた世を
麦藁帽我れを残して歩きけり
村田英雄の次は、三波春夫でございます。
以前、作家の森村誠一がNHKの番組で、三波春夫を紹介していました。野生の証明や悪魔の飽食の作家が三波春夫かぁ、と、興味を惹かれ、途中からでしたが見ました。
森村さんが言うには、三波春夫というひとは、母の胎に着床したときから、人を喜ばせ、たのしませることを運命付けられた根っからのエンターティナーだった、そんなようなことだったと思います。
どれだけ多くの人が三波春夫の歌謡浪曲で元気付けられ、勇気付けられたか。森村さんもその一人だというのです。
休日、『三波春夫スーパーベストアルバム』を聴きました。いいですね〜。
俵星玄蕃の名調子も快く、また、大好きだった祖母の兄が酔うと必ず歌った「チャンチキおけさ」も、しみじみいい歌だなあと聴き惚れてしまいます。
月が〜わびしい〜 路地裏〜の〜 ♪
土曜ゴミ青天白日蝿ぶんぶ