老いのイニシエーション

 

・屋上より福豆撒きし日もありき

演出家・竹内敏晴の著書に
『老いのイニシエーション』という
おもしろい本があり、
そのなかで
竹内さんは、
土方巽、野口晴哉など、
六十代で亡くなった人の
命の燃焼の仕方について記述していました。
いま、手元にその本がありませんが、
竹内さん自身、
六十歳代になり、
大けがをしたはずで、
そのエピソードが
印象深くつづられていました。
このごろの不調はそのことを思い出させます。
わたしも、
ちゃんと老人になるために、
よく見聞きし、
この関門を過ぎようと思います。

・邪気払ひ命養ふ酒を飲む  野衾

Leave a Reply

Archives

三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

2017年4月
« 3月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
過去の日記
最近のコメント
三浦衛の本


『カメレオン』
 三人ときどき声にならぬ声を洩らし/とろけ とろけ 唾までとばし/クヂるとナメるとネヂるとチョす…(「鳶」) 自在に色を変え、不意に突き刺さる、軽妙なことばの戯れ。秋田方言満載の詩集。本文は金属活字による活版印刷。


『マハーヴァギナまたは巫山の夢』
 三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書。


『父のふるさと』
 父の目に映じた故郷の風土、ひと、くらし、農事を、愛惜をこめ描きだす。本文は金属活字による活版印刷。「身と蓋函」に納める。


『出版は風まかせ』
 横浜の出版社「春風社」社長が本づくりと会社経営にまつわるエピソードを豊富におりまぜ、創業から10年を振り返る。