スッと言えない

 

コミュニタリアニズム。
文字で入力するときはスッと書ける(あたりまえか)
のですが、
口で言おうとすると
なかなかうまくいきません。
スッと言えないだけで、
政治思想に明るくない気がし(実際に明るくない)てきます。
むかし、
もちろん翻訳をとおしてですが、
ロシアのものをよく読んでいたころ、
アカーキー・アカーキエヴィチとか、
スタニスラフスキーとか、
スッと言えると、
気持ちがよかった。
友だちと話しているとき、
つかえずに言えると、
それだけで
いっぱしな気分になったものです。
若かったころの思い出。
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、
これはこのごろ
スッと言えるようになりました。
言えるだけですが…。
さてコミュニタリアニズム。
どうも危うい。
リベラリズム、リバタリアニズムは
割とつかえずに言えるのですが。

 

・ザクザクと音まで嬉し芹を食ぶ  野衾