天の気と人の気

 

アイドルの人気のようにつかわれる「人気」ですが、
「にんき」でなく「じんき」
と読んで、
いまとちがうとらえ方があったようです。
天に気があるように人にも気があり、
それがべつべつ独立したものでなくお互いに密接に関係しており、
相互に作用しあっている
というもの。
インフルエンザが大流行していますが、
インフルにかぎらず、
わたしもふくめ
なんとなく体調がすぐれないひとが
周りに少なくありません。
天の気と人の気、
さらに、
政道がみだれるとそれが天の気を乱し
天変地異が起こるという見方があったようです。
宝島社の新年の企業広告、
「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」

ご政道の乱れを突くことばかと思われます。

 

・たづね来て千古の鷹や伊良湖崎  野衾