トイレの蜘蛛2

 

自宅のトイレで見つけた蜘蛛について
先月この日記に記しましたが、
けさ起きてトイレに行くと、
いました。
奇妙な夢を見ていたせいで
頭がぼーっとしていた
のですが、
蜘蛛くんのおかげでスッキリシャッキリと。
それにしても、
この蜘蛛くんを見るといつも思うのは
いのちの不思議。
透明にちかいちっちゃなからだで
あいまいなところがこれっぽっちもなく、
これのどこにいのちが宿っているのか
と、
つい見てしまいます。
感情ってものはあるのか知らん?
いやいや、
その疑問はおそらく
こちらが勝手に蜘蛛くんにおっかぶせているだけで、
ただいのちそのままの蜘蛛くんにしてみれば、
不思議そうに眺めているこのわたし
の方こそちゃんちゃら可笑しい
のかもしれません。
だんだん親しみがわいてきます。

 

・十七の肩も凝るなり初日の出  野衾