伊良湖崎

 

万葉の時代から歌われ、
西行がおとずれ芭蕉がおとずれ柳田國男がおとずれた伊良湖崎
に行ってきました。
伊良湖水道は古来潮流のはげしい場所として知られ、
伊良湖の「いら」は
その歴史をとどめる名称のようですが、
24、25は両日とも天候に恵まれ、
ひろびろとした空の下、
穏やかな海には白い釣り船がうかび、
その雄大な景色に見とれてしまいます。
宿の風呂に浸かりながらながめる日没は筆舌に尽くしがたく。
いい誕生日になりました。

 

・冬夕焼うすくなりゆく渚かな  野衾