病院遠足

 

午前と午後でちがう科の診察があり、
7時40分に家を出た。
病院までは徒歩で20分ほど。
血液検査はまだ始まっておらず、
整理番号は7。
お。
ラッキーセブンてか…。
いやいや、
こういう縁起をかつぐこころが弱さの現れ。
担当医師の診察を終え、
看護師との面談を終えたのが10時半。
会計を済ませ家まで歩く。
昼食を済ませ
また病院へ。
正面玄関を入った横のスペースでは
おむすびを食べたり、
弁当を広げたりする人の姿が。
なるほど。
昼食持参で来るわけか。
みんな徒歩で往復できるわけではないからな。
すべて終了したのが3時過ぎ。
ふ~。

 

・秋蝶や夕刻さらに深まりぬ  野衾

 

つぎの対談

 

野の学びを標榜する弊社として、
このごろは
それを事あるごとに意識していますが、
つぎの対談のお相手を、
石渡博明さんにお願いすることになりました。
テキストは石渡さんの
『安藤昌益の世界』(草思社)
石渡さんは、
「安藤昌益の会」事務局長として
会報『直耕』、『安藤昌益切り抜き帳』
を不定期で発行しておられます。
教育哲学者の故・林竹二の
『若く美しくなったソクラテス』
のなかに、
「もの識りであるということと賢いということ――ソクラテスについて」
という授業記録が収録されていますが、
そのことを念頭に置きつつ、
「学ぶ――なにを学ぶのか?」
をテーマに
お話を伺いたいと考えています。
来年三月ごろ
になるかと思いますが、
近くなりましたら、
またご案内申し上げます。
ご興味のある方はどうぞお運びください。

 

・秋蝶に逃げられてゐる初老かな  野衾

 

新米の味

 

秋田から新米が送られてきたので
さっそく試食。
炊き上がるときのほのかな香りが室内に広がります。
ごはん茶碗に盛られたご飯
ひとつぶひとつぶの光り具合に
見とれてしまいます。
箸でつまんでひと口。
なんとも甘く、
うまみがちがう。
あぶった塩鮭とたくあんがよく合うこと。
八十七歳の父は来年も頑張る勢い。

 

・にぎはひに群れつどひ来る稲雀  野衾

 

再放送

 

先日ここに
NHKBSプレミアムの番組「ワイルドライフ」
で放送されたオオサンショウウオ
のことについて書いたところ、
NHKの方が
それを読んでくれたかどうか(絶対にない!)
わかりませんが、
体育の日の八日朝八時から、
再放送されるらしく。
ゆったりもっさり
していながら、
なんとも剽軽で憎めないあいつにまた会える!
馬や犬や猫に癒される
ことはあっても、
まさかサンショウウオに癒される
日が来るとは思わなかった。
なにを感じ
なにを思って
日々生きているのか、
興味は尽きない。

 

・コキコキと還暦の首鳴れる秋  野衾

 

売掛、買掛、資金繰り

 

二十期目に入りまして、
毎年恒例のことながら、
この時期、
売掛表を始めとする三種の表を作ります。
期をまたぐ刊行物を残しておいての作成になり、
これがなかなか厄介。
社長の仕事と観念し、
間違えないように気を配りながら整えていきますが、
ひとつ完成するとどっと疲れます。
売掛の表は終わったから、
きょうは買掛か。
やれやれ。

 

・食べあとのきれいを競ふ秋刀魚かな  野衾

 

雑誌取材

 

以前取り上げてくださった雑誌の編集者から連絡があり、
きのうがその取材。
ちょうど二十期目に入ったばかりでもあり、
今後の方針について
思いの丈を話しました。
新刊の棚、社内の仕事風景、集合写真
などを撮っていただきました。
カメラとノートパソコンがコードでつながれており、
シャッターを切った瞬間に
パソコンのモニター画面で確認できます。
デジカメでも可能ですが、
画面が大きいので
細部まで見られます。
「いまはこうなんですねー」
とカメラマンに話しかけると、
「見られるようになると、それはそれでたいへんです」
「そうですか」
「フィルムのように、(気合を入れて撮って)写っていなければ仕方がない
というわけにはいきません」
「なるほど」
時代は刻々と変わっていきます。

 

・道の端どつと飛び去る稲雀  野衾

 

山椒魚

 

NHKBSプレミアムの番組「ワイルドライフ」

オオサンショウウオを取り上げていました。
広島県の里山を流れる小川に生息するオオサンショウウオ
を追った映像でした。
サンショウウオといえば、
「山椒魚は悲しんだ」で始まる
井伏鱒二の小説の冒頭が
条件反射のように口を突いて出てきます。
井伏さんは広島県生まれ。
ふだんから目にしていたのかな。
サンショウウオを山椒魚
と書くのは、
体臭が山椒のにおいに似ているからなのだとか。
俳句的には夏の季語。
あたまがデカく、
ゆったりもっそりしているくせに、
食料となる小魚や蛙を飲み込むときの速さといったら、
目にも止まらない。
じっと餌を待ち、
一時間、二時間、三時間…。
そんでもってパクッと。
あたまがデカく、
ゆったりもっそりしています。
なんだか憎めない。
ユーモラス。
健気。
1メートルから
大きいのになると1メートル50センチにもなる
といいますから驚く。
それほどの体長になるには
50年、100年かかるとか。
あんなのナマで見たらぶっ飛ぶな。
でも見てみたい!

 

・鶺鴒やつがいで描けハンモック  野衾

 

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