PTSD

 

記憶をモチーフにした小説といえばプルーストですが、
宝のような記憶もあれば、
深い傷になって
ながくこころを苦しめる記憶もあるようです。
ベッセル・ヴァン・デア・コーク著、
柴田裕之訳
『身体はトラウマを記録する』には
「脳・心・体のつながりと回復のための手法」のサブタイトル
が付されており、
帯には、
「私たちは何よりもまず、
患者が現在をしっかりと思う存分生きるのを
助けなくてはならない」
とあります。
推薦文を寄せているジュディス・ハーマンは
『心的外傷と回復』の著者ですが、
その本の日本における訳者は中井久夫さん。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)
さらに記憶について、
もうすこし知りたいと思います。

 

・ビロードを丸める如く青梅の実  野衾