ローテーション

 

・夏の夜や側の寝息を聞いてをり

 

昼の食事は外で摂りますが、
いくら美味しくても
だんだん飽きてきますから、
新しい店を見つけようとの努力は日々怠りません。
が、
週のローテーションに加えたい
と思う店は
なかなか見つかりません。
野毛に中華料理の店がオープンしたので、
入ってみることに。
イシバシ、チャーハン。
わたし、サンマーメン。
餃子は二人で一つ、皿二つ。
食べ始めは悪くなく。
半分の量を過ぎたころから
口の中に残る油が気になってきました。
食べ始めが美味しい店は
結構あれど、
食べ終えたときに美味しかった
となる店は、
そうそう多くありません。
この店、
若いひと向けにはいいかもしれず、
若くないわたしには
どうやら不向きのようです。

 

・荒梅雨や行きてひかりの氾濫す  野衾