なつあけ

 

・六月の雨の歌あり歌詞忘る

 

日中は暑くても朝は爽やかな季節。
住まいするこの辺り、
金曜日は燃えるゴミの日。
家人が寝ている間に
半透明の袋を用意し、
数個の箱からゴミを集めて夏暁の外へ。
小鳥が鳴き、
蟬はまだかいな、
富士の霊峰が右手に小さく、
なれど、
かたちはまごうかたなき富士の峰。
とおくから汽笛の音…
よしよしと。
きょうはいい日になりそうです。
なってください。

 

・夏暁の汽笛涼しく鳴いてをり  野衾