立夏

 

・ふるさとへ向かふ車窓の朧なり

いよいよ夏に入りました。
秋田の実家へ向かったのは四月の終わりで、
まだ春。
布団に入り目を閉じ、
蛙の声を聴いているあいだに季節は巡り。
弟は新任教頭先生として忙しく、
しかし元気はつらつ。
父と母は稲の苗への水遣りに余念がありません。
池の魚を狙ってシラサギが舞い降り。

弊社は、本日より営業再開です。

・ふるさとや薄紫に煙りをり  野衾