2017/05/09 雉子 ・万葉を懐かしみ鳴く雉子かな きじ、または、きぎす。 ここ横浜では聴いたことありませんが、 帰省した折、 朝、布団を離れずにいて、 さてそろそろ起きるか、 と、 ケーン、ケーン。 なんとも懐かしい声。 高校時代、 高校の建物があった手形山付近でも 聴いた記憶があります。 ・妻哀し三度鳴きたる雉子かな 野衾
2017/05/08 立夏 ・ふるさとへ向かふ車窓の朧なり いよいよ夏に入りました。 秋田の実家へ向かったのは四月の終わりで、 まだ春。 布団に入り目を閉じ、 蛙の声を聴いているあいだに季節は巡り。 弟は新任教頭先生として忙しく、 しかし元気はつらつ。 父と母は稲の苗への水遣りに余念がありません。 池の魚を狙ってシラサギが舞い降り。 * 弊社は、本日より営業再開です。 ・ふるさとや薄紫に煙りをり 野衾