Archives : 2月 7th, 2017

スマホむずかし

 

・還暦の振り向く先や山笑ふ

わが社のイシバシがガラケーをやめ
スマホに替えたのは
昨年十二月半ば。
二月も今日で七日ですから、
買い替えてから五十日は経っています。
それなのに、
ああそれなのに、
イシバシは、
かかってきた電話を取るすべを知らず!
どうしていたかと尋ねれば、
着信があって、
相手がだれかはっきりしている場合は、
あとでこちらからかけていたと。
それって、
かつて一世を風靡したポケベルじゃん。
あはははは…。
昼食時、
ためしに会社から電話をかけてもらって取ろうとしたら、
わたしがやっても、
たしかに通話状態にならず。
馬鹿にしたわたしが悪うござんした。
同じauのスマホなのに、
わたしのとやり方が違う。
会社に戻って、
若い人がいろいろ操作し、
イシバシはやっと、
自分のスマホで、
外からかかってきた電話を取ることができたのでした。
めでたしめでたし。

・春嵐さよならだけが癖になり  野衾

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三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

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三浦衛の本


『カメレオン』
 三人ときどき声にならぬ声を洩らし/とろけ とろけ 唾までとばし/クヂるとナメるとネヂるとチョす…(「鳶」) 自在に色を変え、不意に突き刺さる、軽妙なことばの戯れ。秋田方言満載の詩集。本文は金属活字による活版印刷。


『マハーヴァギナまたは巫山の夢』
 三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書。


『父のふるさと』
 父の目に映じた故郷の風土、ひと、くらし、農事を、愛惜をこめ描きだす。本文は金属活字による活版印刷。「身と蓋函」に納める。


『出版は風まかせ』
 横浜の出版社「春風社」社長が本づくりと会社経営にまつわるエピソードを豊富におりまぜ、創業から10年を振り返る。