野に在る

 

・うま渡る大寒越えて野の原へ

図書新聞社長馬渡元喜さんの名司会に導かれ、
京都大学学術出版会の編集長鈴木哲也さん
との「学術書の未来」対談
無事終了。
対談、鼎談、講演を終えていつも思うのは、
あそこは、
もうちょっと上手に話したかったなあ、
ということ。
まったくもってその繰り返し。
でも、
考えてみれば、
そのことによって、
ちょっぴり考えが前へ進むことがあるから、
良しとしなければ
とも思います。
在野精神、野に在るということを申し上げましたが、
一昨年亡くなった長田弘さんの言い方をふまえ、
本ばかりが本じゃない
について
もう少し触れたかった…。
馬渡さん、鈴木さん、
ありがとうございました。

・雪かきを終へし親父の声弾む  野衾