Archives : 1月, 2017

ガリガリ君

 

・大寒や朝一杯の水を飲む

ハーゲンダッツをはじめ、
アイスクリームはこのごろ高級志向なのか、
美味かつ値段もそれなり。
なれど、
されど、
わたしがもっとも愛してやまないのが、
ガリガリ君ソーダ。
袋から出し食べ始めは、
確かにその名のとおりガリガリしますが、
食べているうちに
ガリガリからシャリシャリに変り、
ソーダの味と相まって、
口中、
得も言われぬ透明感に満たされます。
その感覚たるや、
ほとんどセクシャルじみた
法悦境といっても過言ではありません。
ほんとに。
食べ過ぎにご注意!
埼玉県深谷市にある赤城乳業株式会社の氷菓。
いえ、下心はありません。
ウソ。
少しあります。

・凩やビルに挟まれ狂ひけり  野衾

鶏始乳

 

・冬山や弟と吾と二人のみ

七十二候によると、
今週は、
鶏始乳。
にわとり はじめて とやにつく。
とやは鶏小屋。
にわとりが卵を産み始める時節だそうで、
これも、
少しずつ春に向かっている証なのでしょう。
(秋田の父が飼っているにわとりは、
一年中卵を産んでいるようなのだが…)
ひかりちゃん、りなちゃんと秋田に行ったとき、
ふたりとも朝起きして
鶏小屋に走っていったっけ。
懐かしいなぁ。

・祖父と祖母あひだに吾が寝る冬の下  野衾

野に在る

 

・うま渡る大寒越えて野の原へ

図書新聞社長馬渡元喜さんの名司会に導かれ、
京都大学学術出版会の編集長鈴木哲也さん
との「学術書の未来」対談
無事終了。
対談、鼎談、講演を終えていつも思うのは、
あそこは、
もうちょっと上手に話したかったなあ、
ということ。
まったくもってその繰り返し。
でも、
考えてみれば、
そのことによって、
ちょっぴり考えが前へ進むことがあるから、
良しとしなければ
とも思います。
在野精神、野に在るということを申し上げましたが、
一昨年亡くなった長田弘さんの言い方をふまえ、
本ばかりが本じゃない
について
もう少し触れたかった…。
馬渡さん、鈴木さん、
ありがとうございました。

・雪かきを終へし親父の声弾む  野衾

「学術書の未来」対談

 

・ふるさとの無音懐かし淑気かな

『学術書を書く』の書評を書いたことの縁で、
本日、
京都大学学術出版会の編集長鈴木哲也さん
と弊社にて、
「学術書の未来」をテーマに、
トークイベントを行うことになりました。
ご縁そもそものきっかけを作ってくださった
図書新聞の社長馬渡元喜さんが
司会進行役を務めてくださいます。
人文系学部の縮小が叫ばれるなか、
そういう時代であればこそ、
今後、
学術及び学術書はどうなるのか、
どうあるべきかを話し合えればと願っています。
十年、二十年、さらなる先につながる話にしたい。

・ふるさとの息潜ませる淑気かな  野衾

硬いリンゴ

 

・けふはまた晴れ晴れしきや冬の華

食べ物、飲み物の話ばかりで恐縮ですが…。
ヤフーニュースを見ていたら、
青森産のリンゴは硬い
と苦情が寄せられることがあるそうで。
それは、
リンゴが新鮮な証拠だと
もっと知らしめるための努力が必要と地元が奮起している、
みたいな記事がありまして。
なるほどね~。
ところ変われば、か。
と、
急に硬いリンゴが食べたくなり、
スーパーで硬いリンゴを二個買い、
家に帰ってから、
ガシガシいただきました。

・寂しさも五合目辺り蕗の薹  野衾

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三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

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三浦衛の本


『カメレオン』
 三人ときどき声にならぬ声を洩らし/とろけ とろけ 唾までとばし/クヂるとナメるとネヂるとチョす…(「鳶」) 自在に色を変え、不意に突き刺さる、軽妙なことばの戯れ。秋田方言満載の詩集。本文は金属活字による活版印刷。


『マハーヴァギナまたは巫山の夢』
 三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書。


『父のふるさと』
 父の目に映じた故郷の風土、ひと、くらし、農事を、愛惜をこめ描きだす。本文は金属活字による活版印刷。「身と蓋函」に納める。


『出版は風まかせ』
 横浜の出版社「春風社」社長が本づくりと会社経営にまつわるエピソードを豊富におりまぜ、創業から10年を振り返る。