バルザック

 

・やや寒し図書館横のダンス像

やっぱり小説の王でしょう、
そう思ってきたし、
今もその考えに変りなく、
そのせいかどうかはわかりませんが、
バルザック関連の仕事を二本いただき、
ただいま鋭意進行中。
ひとつは評論、
ひとつは翻訳。
こういうことってけっこうあります。
詩に夢中になっていると、
エリオット詩に関する
評論の原稿が入ってきたり、
カポーティ小説の
詩的特質に関するものだったり、
面白くて不思議です。

・風来り身に入むころとなりにけり  野衾